褐色脂肪細胞の活性化方法
エネルギーを燃やす作用を持つのが褐色脂肪細胞です。
褐色脂肪細胞を活性化させることによって、基礎代謝量が上げることができ、ダイエット効果が期待できることになります。
褐色脂肪細胞を活性化させるために、人間の体の中でも冷たさを感じやすい箇所である「手」を刺激してやることで、褐色脂肪細胞の働きを促進させましょう。
しかし、実際には、手を刺激する方法は、どのようにすればよいのでしょうか。
例として、ペットボトルを使って簡単に刺激してやる方法があります。
まず、ペットボトルに水を入れて、それを冷凍庫に入れ、凍らせます。
ペットボトルの中の水が凍ったら、これを両手にもち、その冷たさで褐色脂肪細胞を刺激してやります。
次に、平泳ぎのようにして、水平に腕全体を回して、同時に、首も上下に動かすエクササイズをします。
およそ15秒間、回したら、今度はお湯をかけて、手を温めます。以上を、5回ほど繰り返して行ってください。
お風呂に入った際にも、シャワーを使った褐色脂肪細胞の刺激法を実践しましょう。
褐色脂肪細胞は、首から肩にかけた場所に、集中して存在しています。
この部分に直接シャワーを当てて刺激するのですが、具体的には、40度程度のお湯と、20度程度の水を、交互に30秒ずつ当てます。以上を5回以上繰り返してください。
しかし、寒い冬は、冷たい水を当てるのは辛いですし、風邪を引いたりもしかねません。
ですから、寒い時期はあまり無理をせず、ぬるま湯程度にしても効果は得られます。
温度差で刺激を与える方法の他、チャンスがあれば、水泳も効果的な方法です。
水の中では、体がどんどん冷えていきます。
水泳をすると、体温を休まず上昇させる必要が生じるため、褐色脂肪細胞の働きが促進されるのです。
適度な全身運動が可能で、しかも、基礎代謝量アップとしても効果的な水泳は、まさにダイエットに最適なスポーツです。
ただし、どんな方法でダイエットに挑戦するにせよ、体に過度の負担がかかることがないよう気をつけて、自分のペースで楽しく行ってください。