ヨガで基礎代謝量を上げる
独特な呼吸法をしながら様々なポーズを取るヨガは、内臓機能を向上させる作用を持ち、同時にリラックス効果もあるため、非常に健康に良い運動と言われています。
基礎代謝量が上昇する効果もあり、太りにくい体を作ることが可能です。
ヨガはゆっくりとした動作、もしくは、体を動かさずにキープするものですが、見た目よりも筋肉を使い、高い発汗作用もあります。
筋肉力と比例してアップする基礎代謝量を高めるには、最適な運動だと言えるのです。
ヨガは体が硬いから無理と思う人もいるかもしれませんが、そもそも体が硬いというのは、筋肉の動きが悪化している状態だということです。
筋肉の動きが良くないと血液の循環も悪化するので、冷え性になったり、基礎代謝量がダウンしたりしてしまいます。
そのため、ヨガは、体が硬い人こそ必要とも言えるものです。
体が硬いと感じる人は、ヨガなどの運動により、基礎代謝量を上げることが大切なのです。
ヨガは、はじめは、さほど厳密にポーズにこだわらなくても構いません。大事なポイントは、リラックスした状態で、呼吸法に意識を集中させて、行う点にあるです。
うまくできるかどうか心配な人は、ホットヨガから始めてみるという方法もあります。
一般的に言って筋肉は、温かい場所で伸ばしてやると、強い力を必要とせずに、柔軟性をアップさせることが可能です。
ホットヨガは、高温多湿の室内で行いますので、身体が硬い人にも向いているヨガといえるのです。また、通常のヨガよりも多くの汗をかくので、より効果的に、基礎代謝量を上げることができます。
ヨガを行うタイミングですが、食前に行うようにするのが良いでしょう。
食事の後のお腹に食べ物が入った直後のタイミングは、胃や腸に血液が集中している状態です。
そのため、せっかくヨガをしても、血液が体全体に行きづらいため、あまり効果的なタイミングとはいえないのです。
ですから、最低でも、食後2時間程度は間をおいてから行うようにしましょう。